富永直之・パラオ在住。ダイビングショップ・ブルーマリンのダイビングガイド。フリーダイビングの選手であった時もあり、世界選手権では日本人初のメダリストになる。


by bmtomi
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おそらく、、、、

おはようございます。

先日のパラオの新聞にこんな記事が。。。




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子供のマッコウクジラの死骸が漂着したとのことですが、
これって前回書いた、ショートで出会ったマッコウの子供の可能性が高いと思うんです。
死後数週間とのことですが、僕らが出会ったのが約1か月前。
その後群れに再合流できず弱って死んでしまい、
漂流中にプレデター(イタチザメなど)に食べられた上に漂着、
もしくは死にかけているところをプレデター(イタチザメなど)に襲われ死亡、漂着、
と考えるのが自然です。

前回、子マッコウが群れに合流できなければ、待っているのは死なのでは、
と書きましたが、、、
うーん、ちょっと複雑な気分ですね。

ではまた

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# by bmtomi | 2018-10-16 10:43 | クジラ

シルバーウィーク終了!

こんばんは~。

本日でパラオのシルバーウィークも終了です。
明日からはゲストも減り、静かなパラオになるでしょう。

この10日間、天気は基本的に悪い日が続きましたが、
オリジナルポイントではダイバー慣れしていない
ギンガメやバラクーダにグルグル巻きにされたり、
グリーンマンタ25枚の群れにマッコウとニアミス、
今日のカジキは優、タナチームにアシストになってしまい
僕は見れませんでしたが、なかなか熱い水中でした。

やっぱり一番の驚きはマッコウとニアミスです。
安全停止中に船長がしきりに音を鳴らすので
何事かと浮上すると50M先にマッコウクジラが!
こんなことはたぶんこの先何年ダイビングを続けても、
もうないと思います。
パラオではマッコウがダイビングポイントの
安全停止しているような範囲に近寄ってくること自体
ありえないからです。

こんなミラクルが起きたのにはわけがありまして、
実は遭遇したマッコウはまだ子供でした。
といっても5~6mはあるわけですが。。。。。
おそらく群れからはぐれてしまったのでしょう。
あんなリーフの付近で大人のマッコウが潜水しているわけがないので、
となると子供は水面で大人の浮上を待っているのではなく、
完全にはぐれたのだと思います。
群れに再合流できなければ、子供が迎えるのは「死」のみでしょう。
自然界は甘くはないですからね。。。。。

必ずは見れるわけではないですが、
ホエールウオッチングツアーで見るマッコウも面白いですよ~。
10月いっぱいまで開催予定ですので、
来パ予定がある方はぜひ~!!!
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# by bmtomi | 2018-09-23 19:20 | ダイビング

スタート!

こんばんは~。

今日は満月!
ということで新しいイベントの陸ガニの放卵ツアー、
さっそくお客さまのご参加をいただき、開催してきました!

といっても僕はオフィスに居残りでしたけど、
行ったことないスタッフも参加して、
お客様と一緒に盛り上がってきたようです。

このカニツアー、実は数年前に一度行ったのですが、
その時はオーバーナイトも盛り込んでのツアーにしたのですが、
やはり1泊、となるとちょっと大変だったので、
今回は泊まらず帰ってくる形に修正して再開、ということにしました。
基本は満月狙いなので1ヶ月に1回しかないですが、
今年に入ってまたチマチマと調査を再開して、
今回にこぎつけた、というわけです。

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このカニが放卵するときの動き、とってもコミカルで一見の価値ありますよ~。
さらには帰路の最中に見られる月明りに照らされた海、ってのも
とってもいい感じなんですよ~。
カニはあとで別のスタッフが動画もあげてくれると思いますので、
お楽しみに~。



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# by bmtomi | 2018-08-26 20:54 | ダイビング
こんにちは。

先日個人的に久しぶりにガルメアウスで潜りましたが、
コブシメの産卵シーンに運よく遭遇しました。

全部で5匹いましたが1匹だけメスで、後はすべてオス。
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オス4匹のうち1匹だけメスとカップリングできており、
その他3匹のオスはメスがサンゴの隙間に卵を産み付けた後、
スキあらばメスと交接しようと狙っており
その場を離れず、メスに求愛、それを見たオスが追い払う、
そのスキに別のオスが求愛、また追い払う、
その行動を延々繰り返していて、見ていて全然飽きなかったです。

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*卵を産み付けているメスの奥や左手前がペアのオス、あとはスキを狙っているオス。

というのもメスはピンポン玉みたいなタマゴをサンゴの隙間に産み付けた後、
オスから精子を渡してもらい受精させて、
それでまたタマゴを産み付ける、という必要性があるようで、
ペアリングできていないオスにも、
メスに自分の精子を渡せるチャンスがゼロではない、
ということで何回追い払われても、ホントしつこくメスのまわりを
ウロウロとしているようなんです。
完全なストーカーですな。

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*サンゴの隙間に産み付けられたタマゴ

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*次の産卵のためオスに精子を渡してもらう。
それを見ている別のストーカーオス。。。。どんな気持ちなんですかね。。。。
コブシメは放精ではなく、こうして合体して精子を手渡しするんです。

それにしてもメスはペアでないストーカーオスの精子を
もらうこともあるんですかね???
でもおそらくそういう時があるから、
ストーカーオスはあきらめずに粘っているんでしょうね。

うーん、、、となると実はペアのオスが一番気が気でない、割に合わない役回り、
ということでしょうか?
だって振り向いてくれたと思ったメスは、気が向けば他のオスの精子をもらっちゃう、
ストーカーオスは頑張って他のオスと張り合ってペアの座を勝ち取らなくても、
ちゃっかりメスに精子を渡せちゃう。
うーんなんなんですかね、このコブシメたちの仕組み。

いや~魚の世界って良く分からなくて面白いですね。


ではまた


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# by bmtomi | 2018-07-20 09:55 | ダイビング
こんにちは。

今日も晴天のパラオです。
コンディションは良好ですよ~。

最近はホエールウオッチングの話ばかりですが、
すみません、個人的に楽しくてしょうがないので今日もまた。
先日ツアーに出た時に、またまた良く分からない鯨類に出会いました。
というのも臆病でなかなか近寄らせてくれず、
潜るときもス~っと消えてしばらくすると周辺で浮上、
というのを繰り返され、全然種類が同定できなかったのですが、
大きさは見た目の印象からおそらく2~3mぐらいとイルカサイズ。
最初は1頭、次は少し離れた場所で2頭でいて、
動きはイルカとは全然違ったので、
背びれしか見てないですが、これはイルカではないな、、と。
かといってゴンドウ系とも動きが違い、
これまた勝手な思い込みですが、ゴンドウでもないな、、、と。

じゃあ何なんだろう?と図鑑を見ていると、
オガワマッコウというのが近いのかな~と。。。
はっきりとは言いきれませんけどね。
図鑑では滅多に見る機会はない、と書いてましたが
ガイドの私としても、ゲスト的にも
レアじゃなくていいからただのマッコウがいい!
と思ってしまったところは
やはり認知度の低い生き物ならではのことで
しょうがないですね~。
そのマッコウは?というと残念ながら今回は出会えず。
また次回!

写真は先日出会ったオキゴンドウです。

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ではまた~



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# by bmtomi | 2018-07-03 11:26 | クジラ

シャチが出た!

こんばんは。

先日ペリリューでシャチ1頭が出たそうです。
その時の写真も見たので間違いありません。立派なオスのシャチでした。
翌日はブルーコーナー付近で3頭のシャチがいたとか。。。。

タイトルだけだといかにも自分が見たような感じですが、
一切見てません!
前々回にいつかシャチを見たい、と書きましたが
もう数年シャチの目撃例は聞いたことがなかったのに、
こんなタイミングで目撃例があがるとは、、、、
いつか僕も会えるといいな!

シャチはどう見ても見間違いのない特徴をしていますが、
パラオでイルカといえば、僕は今まではハシナガイルカばかりで
それ以外は滅多にいないのかと思っていました。

クジラに興味を持ちだしてから
出会った鯨類の同定を
以前とは比較にならないぐらい真剣に図鑑を見て行っていますが、
ハシナガイルカ以外のイルカもパラオにはいる、
ということが分かってきました。
といっても今のところマダライルカが加わっただけですけどね。
それに以外には、以前に出会ったミナミハンドウイルカ、
この3種です。

今後もどんな鯨類が追加されていくのか?
楽しみです。
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写真は以前出会ったカズハゴンドウです。

ではまた!



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# by bmtomi | 2018-06-23 20:00 | クジラ

ツアー始動

こんにちは。

先日めでたくホエールウオッチングツアーの第一回が開催されました。
ご参加いただいたのは新婚のお二人。
最終日の午後にツアーのご予約をしてくださいました。

残念ながらマッコウは見れなかったのですが、ハシナガイルカが50頭以上いましたよ~。
周囲には無数の鳥山ができており、水面ではキハダマグロが跳ねまわっていましたので、
イルカもキハダが狙っている魚を、同じく狙って来ていたのかもしれません。

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僕も船長も頭の中はマッコウになっており、
何とか見せてあげたい、とそればかりでしたので
イルカをもっとゆっくり見せてあげればよかったと、
ツアー後は反省しきりでしたが、、、、。
それはともかくツアーに参加していただけるゲストがいること、
本当にありがたいことだな~、とあらためてしみじみ思いました。
新しいことはいろいろとリスクもありますが、
やっぱり前に進めたい、と改めて思いました。

実は現在別のネタを調査中。
こっちもツアーにすべくネチネチやってます!
お楽しみに!



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# by bmtomi | 2018-05-30 13:15 | クジラ

いよいよ、、、

こんばんは。

いよいよホエールウオッチングツアーが始まります。
興味を持ったのは6,7年前だったと思う。
その頃は結局ダイビングのポイント開発を優先して、
クジラの調査はしなかったのでしばらく棚上げにしていたけど、
今回は調査を進めてここまでこぎつけた。
ダイビングと違って何も見られない時が起こりうる点が、
ガイドとしてはそら恐ろしいのだけど
それを上回る感動があるから、やっぱり皆さんに紹介したいし前に進めたいです。
将来的にはパラオの新たな観光ツアーとして大きく発展、定着してほしい。

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パラオの外洋にはいったいどんな鯨類との出会いがあるのか?
未知の分野だけにこれから新しい出会いもたくさんあると思う。
先日も調査で海に出た際、アカボウクジラと思われる群れに遭遇した。
出会いは短くすぐに潜ってしまい、種類の識別もできなかったので断定はできないが、
体長と体色から図鑑を参照すると、どうもアカボウクジラかその仲間のようだ。

僕の今の願いはシャチに会いたい、というもの。
パラオでシャチの目撃例は滅多にないがゼロではない。
ツアーを通していつかシャチに出会えるのでは、、、
と楽しみにしています。

ホエールウオッチングツアーとして、そしてツアーガイドとして
駆け出しのヒヨっ子として改めてデビューになりますが、
どうぞ温かい目で見守っていただければ幸いです。

皆様のご参加をお待ちしております




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# by bmtomi | 2018-05-15 20:11 | クジラ
こんばんは~。

パラオのGWも5日で終了しました。
お陰様でたくさんのお客様にお越しいただき、
ありがとうございました。
レギュラーメンバーから、ブルシャークにシルバーチップ、
ロウニンの群れと良いGWでしたよ~。

さてさて一息つく間もなく、私は本日は調査で海へ。
HPやこのブログでもお伝えしている通り、
ホエールウオッチングツアーを始めますので、
経験値を積むため海に出てきました。

今日は快晴・べた凪でどこにでも行ける海況でしたよ~。
ホエールウオッチングツアーは、
かれこれ何年も前から僕のやりたいことの一つでしたが、
いよいよかと思うとワクワクしています。

クジラを求めて海に出るたびに思うことは、
とっても月並みですが、海は広いということ。
クジラは出会うとその巨大さと存在感に圧倒されますが、
その巨大なクジラですら、広大な海の中では米粒ほどもありません。
船を走らせクジラを探すたびに思うのは、
頭上を飛び交うミズナギドリヤアジサシ、グンカンドリなどの
鳥たちのこと。
目視はクジラ探しの基本的な手段の一つですが、
彼らのように上空から、彼らのようにはるか遠くまで見通す視力があれば、
いとも簡単に見つかるのかな、などと思ってしまいます。
ハハハ、まあない物ねだりですな~。

ではまた!






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# by bmtomi | 2018-05-07 19:17 | クジラ

イベントダイブ終了!

こんにちは。

4月上旬より始まったイベントダイブ週間も先日、
無事に終わりました。
連日様々なターゲット設定し、あちこち潜ってきました。
まるでダイビング合宿のような日々でしたね~。

前半戦のイレズミフエダイの大群と産卵はばっちり!
中盤のユーカクはマンタ1枚のみと惨敗。
ラストのカンムリブダイの産卵はばっちりでした。

個人的にカンムリは久しぶりでしたが、
調査中~開始後しばらくとは、
ややカンムリブダイたちの一連の動きが変わっていましたね。
今やすっかりパラオのダイブシーンとして定着し、
大勢のダイバーが見に来ているダイビングですから、
ダイバーの影響と思います。

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調査、開発、他のショップもカンムリブダイ狙いで潜り始めて、
丸6年ぐらいたちますが、この間、世界中のおそらく
数万人のダイバーが楽しんでくれたことでしょう。
カンムリブダイの生態や環境が変わらない限り、
この先もずっとグラスランドで産卵し、
世界中のダイバーを楽しませてくれることでしょう!
そんなポイント開発に携われたことは、とっても嬉しいです。

前回お伝えしたスタートークツアーとホエールウオッチングツアーも
パラオ初の挑戦。
今後パラオの観光資源として育ち、
世界中の人に楽しんでもらえるようになっていくことが望みです。

ではまた~


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# by bmtomi | 2018-04-19 14:58 | その他パラオ