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夜のギンガメ

こんにちは。

先日、会員サイトの動画にあげましたが
サンゴの産卵調査に、連日連夜出ていました。

ここではその産卵の話ではなく、
今回ナイトダイビングを何度もしていて、
初めてギンガメアジのアタックシーンというのを見ました。
そもそもナイトでギンガメアジを見たのも初めてです。
まあ通常そういう場所でナイトなんてしないですからね。。。。
小魚を捕まえられているかまでは高速なので確認できませんでしたが、
ギンガメというのは、今まで早朝ダイブから日没近くのダイビングまで、
どんな時間帯で潜ろうが見たことがある姿というのは、
群れているか、クリーニングをしているか、ペアリングしているか、
という状態しか見たことがなかったので、
日没後にアクティブに動くのだろうな~とは想像していましたが、
ほんとに動きまわっていました!初めてみました!

そのギンガメは群れではなく単体で
浅い深度に位置を取り、一気に下降すると小魚に襲い掛かる、
というU字の動きで魚を狙ってました。
イメージとしてはワシやタカの獲物の狙い方のような具合です。
こっちはライトを照らしてそれを見ていたわけですが、
普段は真っ暗なわけで、その暗闇の中で足元の小魚を視認し、狙いをつけて
一気に下降して襲い掛かる、っていったいどんな視力やセンサーを持っているんですかね!
いや~ギンガメにとっては何にもすごいことではなくて
当たり前の能力なんでしょうが、人間にとっては信じられないくらい驚異的な姿でした。
いや~海の中って知らないことだらけですごいです。

ではまた~


# by bmtomi | 2021-04-23 17:48 | 調査ダイビング

ミヤコテングハギ

3月も残りあと1週間。
今年の冬はミヤコテングハギの群れを見ずに終わりました。
というより見れていません。
毎日ダイビングに出ているわけではないので、
群れが出ていたとしても見れていない、ということです。

ミヤコテングは神出鬼没と僕は理解しており、
群れが出る時期を予想するのは
今のところ僕にはできません。
なぜなら過去には
新月前、新月後、満月前、満月後、
新月前の半月回り、満月前の半月回りと、
ありとあらゆる月齢のタイミングで群れが出ており、
しかも普段潜っているポイントではミヤコテングの群れを見ていない、
という年もありました。
他の場所で群れているのか?そもそもその年は群れが出なかったのか?
よくわかりません。
数年に1回は数千匹規模に群れが膨れ上がる当たり年があります。
群れの出現時期と年、規模、そこに法則性があるのだとしても
僕にはよくわからず、事前に予測ができないのです。

ミヤコテングハギもおそらく産卵のために群れるのだと思いますが、
その産卵シーンを見たことはありません。
ツノダシ同様、上下運動をするときがあるので
沖に出て放精、放卵しているのではないかと思いますが、
よくわかりません。
沖に出るのでは?という予測の根拠はもう1つあり、
ツノダシ同様、大量のサメがミヤコテングを狙うことがあるからです。
しかもそのほとんどは沖でスタンバっており、
ツノダシを狙うサメのパターンと同じなんですよね。

うーん、、、海の中はわからないことだらけですね。

ミヤコテングハギ_c0100239_10310423.jpg


# by bmtomi | 2021-03-24 10:31 | ダイビング

ジンベイ!

先日FBに投稿しましたが、
2/21のダイビングで10mオーバーのジンベイが出たんです!

ジンベイ!_c0100239_16532485.jpg















ここから先は会員サイトの動画の話になってしまいますが、
動画の途中でツノダシの周りからサメの姿が消えています。
山ほどいたサメが急に、
フッ、、、と消えたのですよ。
おかしい・・・何かあるな~と思っていたら
サメが戻ってきました。
うーんなんだろう、何かあるのでは、、、と
サメにカメラを向けながら、視線は周囲に飛ばしていたら
ジンベイが出てきた!というわけで、
サメを映しているのに突然チリチリとベルを鳴らして、
カメラが横に振れて、というところに繋がっていきます。

動画の副題に「海からの贈り物」と付けましたが、
これってまさに贈り物、奇跡のような出会い、という感覚です。
パラオでジンベイの目撃回数は年間に10件もありません。
しかもこの回数はコロナ前、様々なポイントで毎日時間を変えて
多くの人が潜っている中での目撃回数が10件もない、という程度なのです。

僕らの現在のダイビング頻度はコロナ前の1/7~1/8にも下がっており、
遭遇率は確率論で行くと、とんでもなく低くなります。
しかもただジンベイが出たのではなく、
大型ザメの出現にプチパニックになった、
100匹以上のグレイリーフを従えて出てきたのです。
そもそもグレイリーフシャークが100匹以上群れているのが見られるのは、
このツノダシの時期ぐらいしかなく、
しかもそれだけのサメが集まる場所は、
パラオにこれだけダイビングポイントがある中、
ブルーコーナーとシアスコーナーだけしかないのです。
そのツノダシの時期というのは1年365日のなかで、
たったの1週間ほどしかありません。

つまりそもそも滅多に見られないジンベイ出現という出来事の上に
ありえないようなタイミングがいくつも重なり、
もう二度と見られないであろう光景が生まれた5分間、
ということだったのです。
自然ってホント、時に想像もしないことが起きますね。

それではまた!


# by bmtomi | 2021-03-22 16:57 | ダイビング

ペリリュー今昔

こんにちは。

先週、会員サイトにペリリューエクスプレスでの
ロウニンアジの群れの映像をUPしました。

ペリリューにロウニンアジの群れがいることを、
パラオのダイビング屋はいつの時期から認識していたのか?
よくわかりませんが、
すくなくとも僕がパラオに来た2002年12月の時点では、
すでにその存在をBMの先輩ガイドの方々は知識として持っていました。
当時、その知識をBMのガイドだけが知っていた、というのは考えにくいので
すでにパラオのガイドにとっては一般的な情報として
持ち合わせていたはずです。
1994年にはペリリューで日本人ダイバーの大きな漂流事故がありました。
ということはすでにその頃にはペリリューは潜られており、
ロウニンの存在も一部のダイバーの間では知られていたのかもしれません。
BMは1987年創業で、パラオでは上から数えた方が早い老舗です。
もしかしたらパラオのダイビングが始まりだしてほどなく、
ペリリューもチャレンジ精神あるれる先輩ガイドやダイバーによって
潜られるようになったのかもしれませんね。
潮の速さは水面から見ても一目瞭然なので、
パラオにおけるダイビング黎明期であっても
当時のガイドがどこが潜ったら面白いのか?
ということを考えた際に必ず話題に出たと思いますしね。

まあいずれにせよ僕がパラオに来た当時は
ロウニンはガイドが狙って見れるものではなく、
とにかく潜ってみないとわからない、100%ばくち、という状況でした。
理由はガイドにとってペリリューの攻略方法が
いまよりもずっと分かっていなかったためです。
別に当時のガイドが今のガイドより劣っていたから、という話ではなく
単に時間の経過による経験と知識の蓄積、という問題だと思います。

ペリリューは今も昔も頻繁に潜っている場所ではありません。
そんな中で最初は手探り、徐々にこうして潜るといいみたい、
というのが積み重なってきたという話です。
ペリリューのガイディングも、パラオのダイビングの歴史とともに進化した、
ということですね。

その間、ロウニンアジもある程度ダイバーに慣れたようで、
2000年代半ばぐらいまでは見慣れないダイバーの存在に対して、
向こうから魚雷のように突っ込んできて、もみくちゃにされることもありましたが、
今はそんな反応は基本的にはありません。
基本的には一定の距離をとってダイバーからは逃げていきます。
それを無理なくどうやっていい感じで見れるようにするか?
というのが魚との駆け引きとなり、
ガイドにとってのペリリューで潜る醍醐味ですね。

ではまた


# by bmtomi | 2021-02-08 10:26 | ダイビング

やってみて分かる

あけましておめでとうございます。

去年はいったい何という年でしょう!
将来、歴史に記載される1年になるのは
間違いないでしょうね。

状況は継続しているので、
年が変わったからと言って、
当然何も変わっていないので、
大変なままの年明けですが、前を向いていきましょう!

ところで、昨年9月末から「BM会員サイト」
というのを始めました。
内容は現在のパラオの海の様子を
ダイビングを通して動画で配信する、というものです。
これをきっかけに

・初めての撮影
・初めての動画編集
・初めてのナレーション

という初めて尽くしを体験しています。
初めてすることは、何でも知らないことの勉強で
面白いですね~。

ところでナレーションを耳にしたことがない人って
文明社会に生きていれば存在しないと思います。
テレビ、ラジオ、ネット上で、車内、機内、施設内 etc
不特定多数向けの案内を、一度も耳にしたことがないという人は
おそらくいないでしょう。

僕も撮影した動画にあとからナレーションをあてているのですが、
やってみるとこれが奥が深くて難しい。。。。
ナレーションの内容はそのポイントの説明だったり、
映っている魚の解説だったりです。
前提として、この配信サービスの主役は
あくまでも水中の映像としているので、
僕の声やそこから連想されるキャラのようなものが、
映像より前に出てはダメだろう、
と考えてナレーションを足しているのですが、
いや~難しいですね。
話す内容、言い回し、声のトーン、
それにそもそも僕は口が回らない。。。。。
などなど。

一番最初のころの動画に比べて、最近は少しは上手くなっているのか?
自信は、、、、
あまりないですな。ハハハ。
これを機に少しは僕も口が回るようになるといいですね~。
声の録音を撮っているときなんか、とっても人様にはお見せできませ~ん。
噛み噛みですよ。

ではまた~!




# by bmtomi | 2021-01-06 12:58 | ダイビング